鈴木 五十三(すずき いそみ)
主な取扱業務分野
紛争解決(裁判、仲裁、調停)、企業法務(統治、コンプライアンス)、企業買収、倒産・再生、国際取引
経歴
- 1973年
- 一橋大学法学部 卒業
- 1975年
- 弁護士登録(第二東京弁護士会)、古賀総合法律事務所 入所
- 1978年
- 米国カリフォルニア大学バークレー法学修士(LL.M.)取得(フルブライト留学生)
- 1981年
- ニューヨーク州弁護士登録
- 1998年~2005年
- 国際連合安全保障理事会補償委員会 委員
- 2002年~2005年
- 株式会社整理回収機構(RCC)企業再生検討委員会 委員長
- 2005年~2008年
- 同 特別審議役
- 2003年~2005年
- 電子商取引からみた「法例」のあり方検討会(公正貿易センター) 座長
- 2003年~2011年
- 国際私法・国際裁判管轄規則の法令化に関する検討会議(日弁連) 座長
- 2005年~2009年
- 日本弁護士連合会国際人権問題委員会 委員長
- 2006年6月4日
- 第164回国会 衆議院法務委員会 参考人
- 2008年~2021年
- アジア国際法学会日本協会 理事
- 2008年~
- LAWASIA(The Law Association for Asia and the Pacificアジア・太平洋弁護士協議会)執行委員・日本代表、会長(2013年~2015年)、顧問(2020年~)
- 2008年~
- 日本ローエイシア友好協会 常任理事・副会長
- 2011年~
- 国際投資紛争特別部会(現:国際商事・投資仲裁ADR部会)(日弁連) 座長
- 2011年~
- 原子力損害賠償紛争解決センター(文部科学省) 総括委員(現 顧問)
- 2013年~
- 投資協定仲裁委員会(公益社団法人日本仲裁人協会) 委員長
- 2014年~
- 東京家庭裁判所 家事調停委員(ハーグ条約担当)
- 2014年~2018年
- 国際活動に関する協議会(日弁連) 議長
- 2014年~2021年
- ICSID(International Centre for Settlement of Investment Disputes国際投資紛争解決センター) 日本政府指名 仲裁人候補
- 2015年~
- 公益社団法人日本仲裁人協会 理事(現 常務理事)
- 2018年~
- 国際商事・投資仲裁ワーキンググループ(日弁連) 座長
- 2016年10月31日
- 第192回国会 衆議院環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 参考人
- 2016年~2022年
- 豊洲市場への移転延期に伴う補償に関する検討会議 座長
- 2021年~
- ICSID(International Centre for Settlement of Investment Disputes国際投資紛争解決センター) 日本政府指名 調停人候補
使用言語
日本語・英語
著書・論文
- ・投資紛争調停の振興と課題(JCAジャーナル、2022年)
- ・暫定措置が申立後に生じた事情を理由に却下された事例(JCAジャーナル、2019年)
- ・国際商事仲裁の法と実務(丸善雄松堂 2016年)
- ・国際家事事件(とくに国際的子奪取案件)の専門的な調停スキームの研究(共著 「法と実務」商事法務 2015年)
- ・アジア・太平洋地域における日本弁護士の活動のこれから(自由と正義 2014年9月号)
- ・投資協定仲裁(ISDS)を巡って-TPPの一つの論点(法律時報 2014年86巻8号)
- ・ICSID仲裁廷における先行審理許否決定の条件・投資時期遅れの抗弁(フィリップモリス v. オーストラリア事件)(JCAジャーナル 2014年3月号)
- ・リーマン倒産と日本の債権者-在外子会社に対する親会社債権の取扱いとその帰結-(「金融財政事情」2012年 第63巻42号)
- ・原子力損害賠償紛争解決センターの活用に求められる弁護士の創意・工夫(「自由と正義」 2012年7月号)
- ・大規模集団請求に関するICSID仲裁廷の管轄権と受理可能性(JCAジャーナル 2012年8月号)
- ・「新しい国際裁判管轄法制-実務家の視点から-」(共著、別冊NBL、2012年)
- ・「企業再生-RCCの事例から考える地域金融機関の役割」(共著、ぎょうせい、2012年)
- ・「FET(公正衡平待遇義務)条項違反に基づく金銭賠償:営業損害と精神損害の賠償基準と算定方法」(JCAジャーナル、2011年)
- ・「アジア太平洋地域の人権問題と地域取り組みの必要性」(自由と正義、2011年)
- ・「拡大するアジアビジネスと地域調停仲裁センターの構想」(NBL、2010年)
- ・「投資仲裁手続における秘密保持義務の基準と適用」(JCAジャーナル、2010年)
- ・「投資受入国裁判所によるICC仲裁に対する介入の収用該当性」(JCAジャーナル、2010年)
- ・「事業再構築と事業へのアクセスが再生を促す」(金融ジャーナル、2009年)
- ・「RCCによる地域企業再生のケーススタディ-地域金融機関と協調、工夫を積み重ねる」(共著、金融財政事情、2008年)
- ・「共通債権者案件におけるRCCと地域金融機関との連携-事業再生での協調がリレバンに貢献する」(共著、金融財政事情、2008年)
- ・「法の適用に関する通則法の成立と日弁連」(自由と正義、2006年)
- ・「企業の社会的責任と行動基準-コンプライアンス管理・内部告発保護制度-」(共著、株式会社商事法務、2003年)
- ・「RCCにおける企業再生」(共著、金融財政事情研究会、2003年)
- ・「MEMOがとれない-最高裁に挑んだ男たち」(月刊法学教室、1992年)
- ・「国際人権連盟」報告(パーカー=ジョーデル報告書)(法律時報、1989年)
- ・「注解仲裁法」(1989年 青林書院)
- ・「米国における日本航空機事故訴訟」(法学セミナー32-10号、1987年)
- ・「法例7条1項による日本法の適用」(ジュリスト、1982年)
- ・「対米投資・取引の法と実務」(東洋経済、1981年)
- ・「外国金銭債権と民法403条」(ジュリスト、1976年)